全日フィールドとアンマーク競技について
ご無沙汰しております。
二年以上も更新をサボってしまいました。
またぼちぼち更新を再開できたらと思います。
この二年、更新をサボっている間に全日インドア、全日ターゲット、全日フィールドに参加する事ができ、少しはCPアーチャーとして成長できたかなと思う今日この頃です。他にも転勤や結婚したりで、私生活は大きな変化がありアーチェリーについてもどれくらいの熱量で続けていけるかはわかりませんが、このブログもアーチェリーを長く続けていくためのツールにしたいなと思っているところです。
さて
ちょうど全日フィールドから帰ってきてということで、今回はフィールドのアンマークについて書いてみたいと思います。
フィールドアーチェリーは様々な距離や高さに設置されたターゲットを射ちながらコースを回る競技形式のことです。そのフィールドアーチェリーですが、的までの距離が知らされているマーク形式と距離が知らされていないアンマーク形式があります。
アンマーク形式は全日本選手権やインカレでしか実施されず、都道府県の記録会でも実施するところが少ない非常にレアな競技形式です。
試合数が少ない割にアンマークの距離読みは非常にノウハウが必要とされるので、今回は備忘録代わりにここに書いてみることにします。
以下、個人的なやり方なので、おかしなところもあるかと思いますが大目にみてください、、、 笑
まずマークとの違いですが、距離の表示が無い以外に、各標的の距離区分が異なります。
マークと比べると各標的で最長距離が5mずつ近くなっています。
まず距離読みのステップ1は目標の標的の的サイズを判断することです。
20cm標的と40cm標的は貼り方の違いですぐにわかりますが、60cm標的と80cm標的は一見同じなので注意が必要です。
メタ的な見分け方を挙げるとすると、先行グループが矢取りしていたら人とのサイズ比でわかりますし、的が貼ってある畳やターゲットマットとの比較でも見分けが付きます(比較できないように畳のサイズを変えてある可能性もありますが)。
標的のサイズが判断できたら、次はステップ2の距離読みです。
RCとCPで最もベーシックな距離読みの仕方はサイトピン/スコープと標的のサイズ比較をして距離を読むというものです。
今回の全日フィールドで私が実際に実践した読み方もこの方法です。
実際のスコープと的の見え方はこんな感じです。
スコープの端を的の端に付けて、ピンが何点の位置に来るかを読みます。
ルール上、試合にはメモは持ち込めないので、これを覚えていく必要があります。各標的で5mくぎりくらいで全てのピンの位置を覚えられれば理想ですが、実際には覚えてられないので、基準の位置を覚えます。
今回の私の場合は80cm標的-40mで4点、80cm標的-50mで5点の二つを基準にしました。
80cm-40m,50mを基準にするメリットは同じ関係を、40cm-20m,25mにも適用出来るからです。
この基準を使って、ピンの位置が4.5点なら45m、6点付近なら55mというふうに距離を推定していきます。
60cm標的の場合は30mでおおよそ4点、35mでおおよそ5点と覚えていました。
簡単そうに書きましたが、実際はスコープを静止させることはできないので、どうしても感覚的になってしまうので、経験値が重要になってきます。
私も今回、55mと50mや、25mと30mを読み間違いました 笑
ちなみに20cm標的は10〜15mしか範囲がなく、CPの場合はサイトもほとんど変わらないので勘で読みました 笑
偉そうに説明してきましたが、私も今回の試合がCPで初めてのアンマークだったので、まだまだ勉強中です。
聞き齧った話だと、距離の読み方を一つではなく複数つくったり、スコープの水平器を利用する人もいるようです。
あとはサイトのエクステンションを出し入れして、1番合わせやすいところを見つけるのが大事みたいですね。
うだうだと書きましたが、次またアンマークをする頃には忘れてしまいそうですね。
いろいろと難しそうですが、事前に準備さえしっかりとしていけば的にのせるのはそこまで難しくないと思います。自分の距離読みだけを頼りに一射目を射つ瞬間は非常にドキドキして楽しいですよ。
機会があれば是非出てみてくださいね。
そんな感じです。