卒業
光陰矢の如しとはよく言ったもので、カーボン矢よろしく時速200km以上でぶっ飛んで行ってるのではと思ってしまう今日この頃。毎日歩いた道もこれが最後かと思うとどことなく違って見える。入学式はまだ先なのに、もう満開になった桜がやけに眩しかった。
なんてエモいポエムを書けてしまうくらいに、卒業が自分にとって大きなものだとは思いもしなかった。この年になって、こんなにも心が動かされる別れがあるということは、裏を返せばそれだけ素晴らしい人々と出会うことができたからかな。
指導者として過ごしたこの一年は、教えたことより教えられたことのほうが多かった気がする。後輩たちに何か伝えることができているのを願うばかり。みんながこれから始まるリーグ戦を悔いの残らないように終えられるといいのだけど。
最後にこの大学で出会えたすべての人に、僕の高校の国語教師の息子が作ったこの歌を送ります。